ノーゲーム・ノーライフタイプのラノベ案
まかせろ編集長。“ノゲノラ系=ルールで殴る頭脳バトル×無双コンビ”の新作企画、量産できる設計+即戦力の企画を置いてくね。パクリにならないよう賭けの資源と世界OSを差別化してる。
まずはコア設計(NGNL系の肝)
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世界OS:暴力では勝敗が決まらず、合意契約=ゲームが現実を書き換える。
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資源のユニーク化:金やHPじゃなく、記憶・語彙・演算・感情など“抽象リソース”を賭ける。
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天才デュオ:役割分担が明快(推論特化×交渉特化/数学×言語など)。
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ルールの穴で勝つ:強キャラ殴り合いじゃなく、規約の例外・境界条件・担保の外縁で逆転。
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見せ方:ログ・UI・契約書スクショ・ステータスではなく条文メーターや観測履歴で進捗を可視化。
企画①『メモリー・ベット:失った名前を取り返せ』
ログライン:賭けの通貨は**“記憶”**。負けると記憶が世界から削除され、現実が再レンダリングされる。天才姉弟は、互いの名前の記憶を既に失っている。
世界条文(抜粋)
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賭けは記憶単位(出来事・技能・関係・固有名)で担保可能。
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失われた記憶は周囲の整合性ごと補完更新(嘘の履歴が真実として再配線)。
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ただし物理媒体の“生の記録”は担保外(読めない/意味が変わる可能性あり)。
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審判は“記憶保全庁(Mnemonic Court)”。**上訴には“忘却税”**がかかる。
主要キャラ
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兄:鏡夜(論理特化)—“整合ポケット”に矛盾を圧縮して後出し解放する癖。
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妹:礼音(交渉特化)—相手の“思い出の価値”を見抜く共感チート。口癖「それ、本当に要る?」。
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対戦相手:記録司書/贋作家/王都の結婚仲介AI(記憶の重みが違う職業を当てると燃える)
第1巻の流れ
1章:開幕デュエル「しりとり証言戦」—負けると“使った語に付随する一つの思い出”が消える。
→ 解法:多義語で相手の核思い出を巻き込み、こちらは外部メモ(動画の無音映像)で穴埋め。
2章:街の“姉弟の過去写真”は全部ピンぼけ。ピンぼけ=意味解像度の損失だと気づく。
3章:王都の婚姻登記に挑むタッグ戦「ペアプロフィール改変ゲーム」—他カップルの相互認識が担保。
→ 解法:第三者の“推測”は記憶ではない=担保外。噂話を増殖させて“改変”を押し流す。
終章:黒幕は“礼音の小学校の担任(現・庁審判)”。姉弟の名は互いの身体にしか残らないと判明(傷跡・筋肉記憶)。2巻フックへ。
推しポイント
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バトルが泣ける:記憶を削るたびキャラの関係性が削れる→外部記録で“再会”する尊さ。
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UI演出:章頭に記憶インベントリと“欠落ログ”を表示。ページ送り=救出作業に。
冒頭ワンパラ
姉の名前を思い出すために、俺は今日も誰かの記憶を剥ぐ。負ければ、俺は姉をもう一度、初めて失う。
企画②『語彙戦線レトリカ:言葉の弾倉は有限だ』
ログライン:戦場は演説壇。**使った語は以後24時間、世界から“使用禁止”**になる。語彙の管理=弾薬管理。
ゲーム例
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「禁句審理」:相手に必要語を先打ちさせて言い逃れ不能に。
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「比喩限定戦」:直喩/隠喩の層数が火力、混成メタファーは誤爆。
巻の勝ち筋:辞書改版日に語義の優先順位をひっくり返して逆転。
企画③『演算通貨シティ:CPUが金だ』
ログライン:都市の通貨は演算サイクル。思考・推理・占いは全部ガス代が要る。
ゲーム例
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「分岐爆弾」:相手に多数のif分岐を踏ませる盤面設計。
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「証明書オークション」:定理の証明長を短縮して落札。
巻の勝ち筋:“他人の夢”で計算して無料化(夢は司法の課税対象外)。
企画④『感情担保取引所“ハート=マージン”』
ログライン:賭けの担保は感情メーター。喜怒哀楽を削ると人格が“薄く”なる。
ギミック
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共鳴リンクで二人の感情を分散投資。
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冷笑主義者の王は常時ボラ低→動物で感情相場を荒らすトリックで撃破。
1話テンプレ(NGNL系用)
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宣言:「この世界で暴力は価値を生まない。価値は合意で生まれる」。
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OS提示:条文を3行、UIで見せる(例:HUDに〈担保:記憶2件〉〈観測者:3名〉)。
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初手ゲーム:短時間・明確勝敗・損失が痛いもの(名刺・名前・味覚など)を賭ける。
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敗北の実演→反転:一度わざと負け、担保外領域(物理媒体/第三者推測/夢)で戻す。
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報酬と副作用:勝っても世界の履歴が歪むログを残して次章へ。
企画①を深掘り:章立てサンプル(全6章・約7万字)
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ゼロ章:開幕デュエル「しりとり証言戦」—姉の“夏祭りの記憶”が消える
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一章:記憶保全庁の条文ハック/外部メモは“意味”が剥離する
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二章:写真のピンぼけ解析→意味解像度=担保価値理論
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三章:婚姻改変ゲーム—第三者の“推測”は担保外
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四章:司書戦—**書誌情報(ISBN)**は記憶扱いか?で論争
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終章:姉弟の身体に残った“名の運動記憶”を鍵に逆転。黒幕の上訴宣言でTo Be Continued
主要キャラ表(簡)
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鏡夜(17)/礼音(15)/審判・紙縒(かより)/司書フェンネル/贋作家カフカ(ペンネーム)
初戦の見どころ(解法の芯)
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しりとりで“多義語”をぶつけ、相手の大切な思い出を1語で複数件巻き込む
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こちらは“無音動画”で意味を復元。音声が無いから記憶扱いに課税されない=担保外
冒頭見本(400字)
姉の名前は、漢字二文字だった気がする。
その二画目が、もう思い出せない。
記憶は通貨だ。俺は今夜、その通貨で“夏祭り”を買い戻す。
対戦ルールは単純――しりとり。ただし、言った語に結びつく思い出を一件ずつ差し出す。
司書が開く。〈はつ恋〉。
観測灯が点り、遠くの屋台の影が薄くなる。誰かの初恋が、棚から外れた音がした。
俺は息を吸い、〈恋文〉と返す。多義語。手紙と告白の両方を巻き込む、小賢しいやつ。
観測灯が二つ、落ちた。
姉の名前を取り返すまで、俺は世界から少しずつ別の誰かを消すことになる。
「①メモリー・ベット」を推しに据えつつ、他の3案も回せる。どれを本命にして章立て+キャラ深掘り+試し読み1500字まで一気に作る? 今ならUI(契約書スクショや条文HUD)も込みでやるぞ📜🧠
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